シトロエンのC3に4年間乗ってみて感じたこと【レビュー】
シトロエン C3
シトロエンはフランスの車メーカーです。
フランスの車は、他にルノーやプジョーなどが有名ですよね。
フランスの車はオシャレで、あまり乗っている人も少ないので個性的な感じがいいなぁと思っていました。
シトロエンのC3はコンパクトSUVというカテゴリーのものです。
横っ腹についているエアバンプがとっても特徴的で、C3のアイデンティティとも言えるのではないでしょうか。発売された当初はその独特の見た目がとても話題になりました。
↓エアバンプ
出会い
この車との出会いは、車の買い替えを検討していた頃、通勤の時にたまにすれ違うシトロエンの車に一目ぼれをして、
その車の名前が分からなかったのですが、フロントのエンブレムを見てシトロエンだということと、
サイドにエアバンプが付いているという情報だけで、ホームページを調べて、C3だと思い、
ディーラーに見に行ったのがきっかけです。
(C3購入後に、その車はC4カクタスだったということが判明したのですが、C4カクタスは当時はすでに車では販売されていない車でした。)
ちょうど、ディーラーにC3の展示車が新古車として売りだされており、色も気にいったし、価格も安かったので購入することに決めました。
当時、車関係の記事に出ていた情報では、フランス本国では、大衆車として安価で売り出されており、本国ではお安い車という認識のようでした。
(実際、最近フランスに出張に行っていた弟は、C3を街でよく見かけたそうで、営業車とかに使用されていることも多いみたいだと教えてもらいました。)
価格は、新古車で200万円を切っていました(本体価格のみ)。今は円安の影響等でもっと高くなっていまるようです。
指示器の音が個性的
購入した店舗ではなく、他のシトロエンの店舗で、C3の試乗もしていたのですが、
案外小回りがきいて運転しやすいのと、指示器の音がポコポコと木魚のような音がするのも、気にいった点の一つです。
この、木魚のような音は、友人を乗せた時に必ず面白がられます。
もちろん、外観も内装とてもかわいくて、外観はエアバンプや細部がとにかくかわいいし、内装は旅行カバンをイメージした取っ手など見ていてうっとりとします。
座り心地がソファのように心地よかったのも、とても気に入ったことの一つでした。
色々とトラブルもありました
この記事を書くときに、あまりネガティブなことは書きたくないなぁと思ったりもしたのですが、
乗り越えれば、それも良い思い出ということで、この4年間に起きたトラブルを紹介します。
ワイパービリビリ事件
まず、車購入後の次の雨の日に起きたのですが、ワイパーを作動させると、フロントガラスとワイパーの摩擦が起こってビビるということが起こりました。
これは、C3のワイパーが日本車に比べて長いのと、1点で支えているので、起こるみたいですが、すぐにディーラーに持って行くと、営業時間が過ぎているにもかかわらず、技術の人がああでもないこうでもないと色々と対処してくれて、直ったということがありました(完璧には音は消えなかったのですが)。
ワイパーゴムがこなれてくるとその音も無くなってきたのですが、まだたまに少し音がする時があります。
雨漏り事件
これも、車購入後1カ月後くらいのことでした、後部座席のシートがしっとりしていると気づき、不思議に思っていると、なんと、水が浸入していることが判明。
ディーラーに持ち込んで色々と検査をしてもらうと、ドアの隙間から雨水が浸入しているということが分かり、ドアのパッキンをきれいにしてもらい、座席をクリーニングしてもらい、解決しました。
その後、雨漏りすることはなくなりました。
ディスプレイが真っ暗になる事件
これは、暑い夏に起こったことなのですが、C3はタッチパネルで空調や、ナビを操作するのですが、
その液晶が真っ暗になってしまい、操作できなくなるということが、起こりました。
これは、ディーラーオプションで買ったPanasonic製のナビと車をつなぐ変換器が熱でおかしくなっていたのが原因だったようで、リコールで修理してもらいました。
その後も、たまに、エンジンを切った後、すぐにエンジンをかけたりしたときに真っ暗なままになることがあるのですが、もう一度エンジンを切って、時間を置いてかけなおすと直ります。
警告がなぜか出る
シートベルトをしていないことを教えてくれる警告が、たまにシートベルトをしていても出ることがあります。でもそのうち消えます。
あとは、エンジンを切った状態なのに、ラジオが流れたことがありました。
これは、1回だけの現象で、謎です。( ´∀` )
色々ありましたが、今もC3 LOVE!です
色々とトラブルを書きましたが、もともと、フランス車やイギリス車の中古車に乗っている弟から、外国車は色々とトラブルがあるよと聞かされていたので、一応、心づもりはできていたつもりで、とりあえず一つ一つ対処しながら、今に至ります。
最初ディーラーが車で1時間以上かかるところだったので、通うのにかなり大変でしたが、今はそのディーラーが移転するタイミングで、近く(と言っても車で30分以上はかかる)のディーラーに変えたので、少しは楽になりました。
これからも、どんなことが起こるのかは未知ですが、危険なことが起こらない限りはこのC3と一緒に過ごしていきたいなぁと思っています。
(危険なことはまだ一度も起こっていません)
もしも、この記事を読んで、シトロエンを買うことを考え中の方がいらっしゃったら、とにかく乗ってみてほしいと思います。
毎日、車に乗るたびにうっとりとして、生活の満足度が爆上がりすることは間違いありません。
最後までお読みくださりありがとうございました。